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導入事例
雨の日に威力を発揮!防滑工事
工事名 | 防滑工事 |
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建物の種類 | マンション、集合住宅 |
雨の日に威力を発揮!防滑工事
マンションの共用部では、床材として磁器タイルがよく使用されています。高級感があるので、エントランスなどで使用すると建物のグレードがぐっと上がる印象がありますよね。そういう意味で磁器タイルはとても優れているのですが、一方で問題となることもあります。それは水に濡れると滑りやすくなってしまうということです。
今回ご相談を受けたマンションは、アプローチからエントランスにかけて床材に磁器タイルが使われているのですが、特にアプローチ部分は緩やかな傾斜がついている上に庇がなく、雨の日に滑って転びそうになるとの苦情の声が以前より数多く寄せられておりました。お年寄りやお子様が転んでしまうと、たちまち大ケガにつながる危険性もあり、何らかの対策を検討してほしいとのことでした。
冒頭にもあるように、磁器タイルは高級感があり、そのためにエントランスの床材として利用されているということもあるので、タイルの上に防滑シートを貼ったり、素材を変えたり、見た目の印象が変わるような施工をすることはできません。そこで今回は、透明の溶剤を利用した防滑処理を施すことといたしました。
施工手順としては、事前洗浄→一次溶剤塗布→二次溶剤塗布→仕上げ(中和作業)という流れになり、写真の程度の広さであれば一日で作業は完了します。短時間の作業ですし、見た目は全く変わらないのですが、濡れた床面で歩いてみていただけるとその効果を実感していただけると思います。